第67回 フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のワインの特徴と主要DOCG

産地別ワインの特徴


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イタリア担当の先生その3
【好きな言葉】息をするのもめんどくせ~

「あぁ?なんだぁ?勉強かぁ?めんどくせ~なぁ・・息をするのもめんどくせ~。」

あれ?本当に先生ですか?


「そんなことどっちでもいいじゃね~かぁ。さっさと始めちまおうぜぇ。めんどくせ~」

おや?これまでの先生とはまったく違いますね。

とはいえ始めるしかありません。行きましょう・・・。

 

今回はフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州です。

トレンティーノ・アルト・アディジェ州に続きなんだかマニアック感漂う州ですね!


「長げ~名前だな~めんどくせ~」

先生!勉強教える人の好きな言葉の好きな言葉が「息をするのもめんどくせ~」って(笑)

さておき、そんな予感通り初めて聞くような品種のオンパレードの州です。

この2つの州だけでもかなり多くのめずらしいワインに出会えますよ🎵

王道のワインはもちろん素晴らしいですが、これから紹介するワインも非常に興味深いものばかりです。

1、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州 基本データ

まずは場所。

【ワイン生産量】
・約140万ヘクトリットル
※トスカーナの半分程度

【ブドウ栽培面積】
・約2万ヘクタール
※トスカーナの3分の1くらい

【主要品種白ブドウ
フリウラーノ
この州を代表する白ブドウです。フレッシュで美しく、やや苦味を感じさせる味わいです。

リボッラ・ジャッラ
軽やかで繊細、フレッシュなワインを生みます。

ヴェルドゥッツォ・フリウラーノ
タンニンの強さが特徴的で辛口白も造りますが、陰干しブドウによる甘口ワインが有名です。

ピコリット
栽培が難しく生産量が少ない品種です。軽やかな甘口から濃厚な甘口まで造ります。

ピノビアンコ
華やかで美しいワインを生みます。

ピノグリージョ
フルーティで厚みのあるワインを生みます。

・この他シャルドネソーヴィニョンブランも造りフランスよりも酸は穏やかで果実の風味が豊かな印象です。

【主要品種黒ブドウ
レフォスコ・ダル・べドゥンコロ・ロッソ

「あ~あ、長げー名前だぁ。」
この州を代表する固有黒ブドウです。酸もタンニンもしっかりありますがそれを包み込むような果実味があります。

スキオッペッティーノ
色濃く豊かな酸があり滑らかな口当たりです。

ピニョーロ
果実味、酸、タンニン共に豊かなワインを生みます。

タッツェレンゲ
強いタンニンが特徴的で熟成型のワインを生みます。

「はぁ。この品種名は舌切りが直訳でそれほどタンニンが強い。」

・他カベルネソーヴィニヨンメルローも造りフランスより穏やかな印象です。

2、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州 ワインの特徴

・【白ワインの産地として有名】で、固有品種から辛口から甘口まで造られます。

・近年では【固有品種による赤ワインにも注目が集まっています。】

3、DOCG3つと主要DOCの 特徴

3つのDOCG

《1、コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・ピコリット
甘口
使用品種 ピコリット主体

「めんどくせ~長げ~名前だぁ。」
そうですね(笑)
栽培が困難なピコリットを陰干しして糖度を高めてから造る甘口ワインで、淡い味わいのものから濃厚な味わいのものまで造られ、非常に優美な味わいです。

《2、ラマンドロ
甘口
使用品種 ヴェルドゥッツォ・フリウラーノ
・ヴェルドゥッツォ・フリウラーノを陰干しして造られる甘口ワインは芳醇な味わいでこの品種ならではのタンニンもかすかに感じられます。

《3、ロサッツォ

・使用品種 フリウラーノ主体
・フリウラーノ主体に果実味豊かで穏やかな酸を持った美しいワインを生みます。

 

【主要DOC

《コッリオ・ゴリツァーノ》

・使用品種 多数
・様々なブドウから赤・白ワインを生みますが、心地よく複雑な白ワインが有名で、固有品種のリボッラ・ジャッラフリウラーノから興味深いワイン、シャルドネソーヴィニョンブランなどからも高品質なワインが生み出されています。

《フリウリ・コッリ・オリエンターリ》

・使用品種 多数
・白ワインは上記のコッリオ・ゴリツァーノにやや引けを取りますが、甘口ワインが卓越しており、スキオペッティーノレフォスコ・ダル・べドゥンコロ・ロッソタッツェレンゲピニョーロから造られる個性豊かなワインや、カベルネソーヴィニヨンメルローからも熟成向けワインを生んでいます。

 

■まとめ■

・フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州は【固有品種の宝庫

固有品種から個性豊かなワイン、またシャルドネやカベルネソーヴィニヨンなどの国際品種からも上質なワインを生んでいる。

 

以上です。

いかがでしたか?飲んだことない品種も多かったのではないでしょうか。
この州ではビオワインも多く造られておりマニアック心をくすぐる産地だと思います!知る事も大切ですがやっぱり飲んでみることも大切ですね!!
ぜひチャレンジしてみて下さい。
ビオワインに興味がある方ならば、まずはこのワインを試してもいいですね!!
ラディコン リボッラジャッラはコチラ

 


「そんなのめんどくせ~なぁ・・・。」

先生!めんどくせ~めんどくせ~って。

あなたが皆さんに伝えたいのはめんどくせ~って事ですか!?
もうこんな状態なら来てもらわ
ちょっと待った!!

あ!ロワールの先生じゃないですか!!

どうされましたか?


「3人目の先生があいつになると聞いてなぁ。俺とあいつは親友でなぁ、心配で見に来たんだぁ・・。案の定やる気なくしちまってるなぁ。」


「おぉ・・。久しぶりだな・・。」


「辛いのはわかってる・・。俺も胸が苦しいぜぇ。でもな・・奥さんに今のお前のそんな状態を見せられるかい?天国の彼女に・・・。」


「あぁ・・。」


「彼女との出会いはワインがきっかけだったなぁ。俺達はいつもワインの勉強しては飲んでたなぁ。楽しい毎日だったぁ、俺たちの青春だぁ。やがてお前たちは付き合うようになり結婚してワインの楽しさを伝える教師になったんだよな。そしてあの子は事故で・・・。
お前が自暴自棄になっちまう気持ちは俺にだって痛いほどわかる・・・。けどな、彼女のためにももう一度本気で教師として取り組んでみないか?」


「・・・。」


「彼女がワインの教師として叶えられなかった夢をお前が叶えるんだ!!


「ううっ・・。」


「今こそ目が覚めたぜ。俺はワインを伝える教師として生きる!!あいつの分まで・・・。」
「お前が親友でよかった。感謝してるぜ。」


「俺の親友だぁ、わかってくれる事はわかっていたさぁ。これからも伝えていこうなぁワインの事」


「そうだな。」

 

今回もロワールの先生に助けられました。
なんと心ある先生なのでしょう。

ワインだけではない人生を教えてくれます。
ありがとうございました!!


「いやいや、俺はあんたには感謝しかねぇよ。勝手に入ってきて悪かったな。また呼んでくれよな。」

はい!必ず!!

 

♥♥♥

あ!先生!ついてきてますよ(笑)
※何の事かわからない方は第65回第66回のミニストーリーをご覧いただくと理解できます。

 

 

 

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