★イタリア担当の先生★
好きな言葉【とにかく笑えれば】
「ガーハッハー!!バインばいいぞぉ。だのじいぞぉ~」
うわ~!なんだかイタリアらしい豪快で楽しそうな先生です。
先生!!よろしくお願いします。
「ごぢらごぞよろじぐ~」
なんだか楽しくなりそうですね🎵
さて、フランスと並んで常にワイン生産量で世界のトップを争っているワイン大国イタリアです。
以前は安いワインが中心で並質のイメージが強い国でしたが、今では品質も向上し世界に誇れるワインも多く生み出しています。
そして固有品種の数が多いのもイタリアの特徴とも言えます。
(本当に多いです!!)
1歩ずつ1歩ずつ踏みしめるように知識を増やしていきましょう。
1、イタリアワインの 基本データ
【ワイン生産量】
・4950万ヘクトリットル(2015年)
・世界1位 フランスと常にトップ争い。
【ブドウ栽培面積】
・68万ヘクタール
・世界4位 スペイン、中国、フランスに次ぐ。
【1人当たりの年間ワイン消費量】
・33リットル
・世界10位
・日本の3リットル程度を考えるとよく飲みますね。
「みんだぼっとバインのぼーなぁ」
【主要品種白ブドウ】
※多すぎますから代表的なものだけです。
・カタラット・コムーネ(シチリア)
・トレッビアーノ・トスカーノ(トスカーナなど)
・シャルドネ(全域)
・ガルガーネガ(ヴェネトなど)
【主要品種黒ブドウ】
※こちらも代表的なものだけ。
・サンジョベーゼ(トスカーナなど)
・モンテプルチアーノ(アブルッツオなど)
・ネッビオーロ(ピエモンテなど)
・バルベーラ(ピエモンテなど)
・アリア―ニコ(カンパーニャなど)
2、イタリアワイン 産地の全体像と特徴
今日も独特画像をお楽しみください。
こちらがイタリアの全体像です。
【全20州】では様々な品種から様々なタイプのワインが造られており、その特徴も様々。
価格帯の幅も広く非常に多種多様な点が特徴的ですが、南の産地ほど温暖なため、酸は控えめで果実の風味が主体の厚みのあるワインになる傾向にあります。
各州ごとの詳しい解説は以下のリンク先でご確認下さい。
・第63回 ピエモンテ州
・第64回 トスカーナ州
・第65回 ロンバルディア州
・第66回 トレンティーノ・アルト・アディジェ州
・第67回 フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州
・第68回 ヴェネト州
・第69回 エミリア・ロマーニャ州
・第70回 ラツィオ州
・第71回 アブルッツォ州
・第72回 カンパーニャ州
・第73回 プーリア州
・第74回 シチリア州
・第75回 イタリアその他の州
3、イタリアの ワイン法と格付け
イタリアでは産地とワインの品質を守るために、1963年に
【原産地呼称法】を造り、ワインのランクを【4つ】に分けました。
格上から順に。
【1、DOCG】
・統制保証原産地呼称と呼ばれ、最も厳しい規定で品質の高いトップカテゴリーのワインです。
【2、DOC】
・統制原産地呼称と呼ばれ、DOCGに次ぐ規定と品質です。
【3、IGT】
・地域特性表示ワインで、DOCより規定は緩くなっています。
【4、Vino da Tavola】
・テーブルワインの事で、地理的表示も無く並質です。
また、2010年にはEUレベルでの新しいワイン法も施行されました。
格上から順に。
【1、DOP】保護原産地呼称ワイン
【2、IGP】保護地理表示ワイン
【3、vino】ワイン
となりましたが、
【DOP】=【DOCG】と【DOC】
【IGP】=【IGT】
【vino】=【Vino da Tavola】
という認識でいいです。
「実際ばなぁ、デーオーセーゼ―(DOCG)やデーオーセー(DOC)が根強く残っているぞぉ~。ブランズのAOCとAOPのよーなもんだぞぉ。」
そして、DOCGワインにはボトルにDOCGと貼ってありますから分かりやすくて親切です!!
以上が格付けの概要ですが【規定にとらわれず良いワインを造ろう】という動きは近年世界的に多く見られ、規定外のブドウを使用するなどして高品質なワインを造る事はイタリアでもよくあります。
「ザッジガイア(サッシカイア)やルージェ(ルーチェ)がいい例だなぁ」。
つまりDOCGでなくとも高品質なワインはたくさんあるというわけです。
■まとめ■
・イタリアはワイン生産量、消費量共に世界トップクラス。
・固有品種の宝庫で、様々な品種から様々なタイプのワインを生みだしている。
・格付けは【DOCG】あるいは【DOP】がトップカテゴリーですが、規定にとらわれない高品質なワインも存在する。
以上です。
イタリアは知るべき品種が多そうですね!!いや、多いです。
「イダリアはだぐざんの品種があるがらなぁ。勉強ずるにばだぐざんのべるっでわげだぁ。だのじ~ぞ~🎵」
なるほど、たくさん覚えなきゃと捉えるよりもいっぱい楽しめると捉えようと言ってくれているようですね!!
ちょっと聞き取りずらい先生ですが、豪快で楽しく人間性(カバ性?)の良い先生のようですね。
これからもよろしくお願いします。
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